認知症とは
認知症とは、いろいろな原因で脳の司令塔の働きに不都合が生じ、さまざまな障害が起こり、生活に支障が生じるような状況が6か月以上続いている状態を指します。認知症は誰にでも起こりうる脳の病気によるものです。いつ自分や家族が、あるいは友人や知り合いが認知症になるかわかりません。
2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれています。
今後も認知症の人が増えていくことが予測されているなか、尊厳をもって最後まで住み慣れた地域で自分らしく暮らしていくためには、周囲の人の認知症に対する理解と思いやりの手助けが必要です。
認知症サポーターとは
認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かい目で見守る「応援者」です。
認知症サポーターだからといって、何か特別なことをする必要はありません。
ご近所や街中などで不安そうにしている人への声かけも立派な活動のひとつです。
*宮若市の認知症サポーター数(令和7年2月19日現在) 2,854人
認知症サポーターになるには
認知症サポーター養成講座(60分から90分)を受講すると、認知症サポーターになることができます。講師が出向いて講座を行います。
講座をご希望の方は、開催希望日の1か月前までに宮若市地域包括支援センター(33-3456)までご連絡ください。
対象者 : 自治会、学校、職場、有志による集まりなど(最少人数:10人程度)
費用 : 無料
講座内容 : 認知症について(認知症の種類や症状など)、認知症の人への接し方など
認知症サポーター養成講座を受講した方には、「認知症サポーターカード」をお渡ししています。