宮若市では、生徒がスポーツ・文化活動に継続して親しむことができる機会を提供するとともに、教員の望ましい働き方を実現することをめざして、中学校の部活動改革を応援しています。
部活動の意義と課題
- 部活動は、生徒の自主的、自発的な参加により行われるものであり、学校教育の一環として、学習指導要領に位置付けられた活動です。
- 部活動では、生徒の専門的な知識や技能の習得をはじめ、学習意欲の向上や責任感、連帯感等を培うことができます。
- 一方で、勤務を要しない時間や日(休日)の活動を含めて、教員の献身的な勤務によって支えられており、部活動が、教員の長時間勤務の要因の一つとなっています。
- また、国の機関は、「部活動を学校単位から地域単位の取組とする」ことを呼びかけています。
本市の現状
令和5年度
- 県の実証事業に令和6年度から令和7年度にかけて応募し、県内の11市町とともに、先行した取組を進めることが決定
- 「宮若市中学校部活動改革推進協議会」を設立
令和6年度- 宮若東中学校、宮若西中学校ソフトテニス部:土曜日の活動を地域クラブが指導
- 宮若東中学校美術部:水曜日の活動を宮若市文化連盟が指導
今後も、国や県、他市町村の動向を注視しながら、生徒や保護者、学校、関係団体、地域と連携し、部活動の地域移行を推進していきます。